クリエーター学部 イラスト科 講師柳 隆太
Q1:主な業務内容について教えてください。
イラスト科の講師と2年生の担任を兼任しています。
イラスト科は最近特に人気のコースなのでやりがいもあります。また、担任として、個別指導や各々の成績管理、就職指導まで見ています。
対象は40名程度ですが。担任として全てにこだわりますが、特に就職指導の部分についてはこだわりも強く持っています。
自分自身が業界でも働いていますし、学生たちが卒業後、長く業界で活躍出来るよう、常日頃から指導するよう意識していますね。
Q2:入社の経緯について教えてください。
僕は京都出身で高校時代から画塾に通いだしていました。その後、上京して様々な作品の作画アシスタントやイラスト、プロダクトデザイン、技法書の作成等に関わる機会に恵まれました。
そんな中、私が元々感じていたことでもあるんですが、SNS全盛の昨今、他人のうまい作品を観ることができる機会が増えたせいなのか、志半ばで諦める人が多くなったと思います。僕自身、元々教える事は好きだった事もあり、そういう人たちの存在がシンプルに『勿体無い』『どうにかしたい』『専門性ある環境で指導したい』と思ったのがきっかけだったりもしています。
学生の卒業をゴールとするのではなく、先ずはしっかりと「業界」で働けるようにサポートすること。これが一番重要だと考えています。
Q3:仕事のやりがいは?
絵を描いている中で一人では気付きづらいこと、人に教える、技法を伝えることにより、自身も新しい発見を得られる機会が多くあります。
これが講師としては勿論ですが、クリエイターとしての活動にも、いい意味での緊張感や自信にも繋がっています。
Q4:一緒に働きたいタイプは?
指導技法的な話だと、自分の技法を教えるティーチングと、学生の持ち味を引き出すコーチングを状況に応じて、使い分けるようにしています。
また、姿勢の部分としては、自分と向き合う、学生に教えていることが、自分でも実践できているかというところでしょうか。例えば学生に締め切り守れって言ってるのに、自分が守れないとダメですよね笑。
あと最後にもう一つ、学生の卒業をゴールとするのではなく、先ずはしっかりと「業界」で働けるようにサポートすること。これが一番重要だと考えています。